こんばんは、でんでんです。
私自身もレザークラフト初心者ですが、当ブログでは初心者だからこそわかる初心者向けレザクラコンテンツも充実させていきたいと思っています!
というわけで今回は、蝋引きの方法について解説していきます。
蝋引きって何?どうすればいいの?こんなときはどうしたら…
などなど、ちょっとした疑問にも実際の体験を交えながら触れていきますので、
ご参考になれば幸いです!
蝋引きとは?
レザークラフトの縫い糸は、使用する前に「蝋引き」という手順を行うことが多いです。
読んで字のごとくですが、縫い糸に蝋をしっかりとつけることを「蝋引き」といいます。
蝋引きを行う理由はいくつかありますが、
- 糸の毛羽立ちを抑える
- 糸の強度が上がる(切れにくくなる)
- 縫い目の見た目がよくなる
などがあります。
蝋引きをする際に用意するもの
蝋引きに必要なのは、①糸(麻糸、ポリエステル糸どちらでもOK)、②手縫いワックス(蝋のかたまり)の2つです。
今回は麻糸を使っています。
蝋引きのやり方を解説。糸が自立するくらいまで蝋をつけよう。
実際に蝋引きをしていきます。
まず、画像①のようにしっかり、手縫いワックスと指で、糸を挟みます。
優しく挟むだけですと、糸に蝋がつきません。
爪の色が変わるくらい、しっかり挟んで大丈夫です。
続いて、画像②のように、強く糸を挟んだまま、糸を引き抜いていきます。
画像②の手順を数回繰り返し、蝋引き完了です。
「数回繰り返し…」だなんてアバウトすぎませんか!
安心してください!
目安は下の画像のように、糸が自立するのが目安になります。
蝋引き時の力のかけ具合、気温などによっても蝋引きのしやすさは変わってきます。
糸が自立するかどうかを常に一つの目安にすると、わかりやすいですよ。
(ちょっとした疑問)1本ずつがいい?寒すぎて蝋がつかない!蝋引き面倒くさい!
蝋引きは糸1本ずつやったほうがいいんじゃないの?
1本ずつやったほうが、1本1本にちゃんと蝋がつきやすい、という考え方もあるかもしれません。
ただ、私は~4本くらいまでであれば、まとめてやっても蝋の付き方に差は感じませんでした。
一方、8本くらいまで増やすと、糸ごとに蝋の付き方に差が出ている印象がありました。
まとめて蝋引きする際には、4本程度でやることが多いです。
寒すぎて蝋が糸につかない!
ポロポロ蝋が崩れていくよ…
冬場にありがちですね。
ちょっと手順が増えますが、手縫いワックスの表面を軽くライターであぶってから蝋引きすると、糸に蝋がつきやすくなります。
あぶったところが固くなってしまったら、またライターであぶる手順を繰り返します。
蝋引きのやり方は分かったけど…ちょっと面倒くさいな~
なんかいい方法ないんですか?
世の中親切なもので、蝋引きされた状態で販売されている糸もあります!
これから初めてレザークラフトをはじめる方は、蝋引き糸を買ってしまうのがオススメです。
蝋引き糸はポリエステル素材のものが多い気がします。
最初から色々買いすぎても持て余してしまうので、
「麻糸も使ってみたい!」となったタイミングで、
蝋引きに手を出すのもありですね。
ご参考になればうれしいです。では、おやすみなさい~
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