2021年に稼働開始したばかりの新進気鋭、久住蒸溜所のGreen Dramを飲んでみました!
森…美しい森なんすよ…(語彙力喪失)
森林浴してるような爽やかさが魅力の一本です。
Green Dram(グリーンドラム)に関する情報
製品名 | ブレンデッドモルト Green Dram(グリーンドラム) |
製造者 | 久住蒸溜所 |
アルコール度数 | 46% |
原材料 | モルト |
価格 | 7,700円 |
この「Green Dram」は、久住の地で熟成させた海外原酒と久住蒸溜所のニューボーンをブレンドした久住原のように爽やかなブレンデッドモルトです。国内外からの調達モルトを自社熟成庫で樽詰めし追加熟成を行い、慎重に樽選定を重ねた樽と自社製造原酒で、熟成感をしっかりと感じられる樽を選びブレンドしました。樽の種類も可能な限りバリエーションを増やし、樽感というよりは原酒の持つ様々な香り味わいなどのバランスの良さを意識しています。
引用元:https://kujudistillery.jp/news/%e3%83%af%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%89%e3%83%96%e3%83%ac%e3%83%b3%e3%83%87%e3%83%83%e3%83%89%e3%83%a2%e3%83%ab%e3%83%88%e3%80%90greendram%ef%bc%88%e3%82%b0%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%a9/
九州のほぼ中心、大分県久住にある久住蒸溜所。秩父蒸溜所、津貫蒸溜所とのつながりも。
久住蒸溜所は、大分県にある蒸溜所で、2021年に稼働開始したばかりの新しい蒸溜所です。
標高は600mほど、久住高原の冷涼な気候と、良質な水に恵まれたウイスキー造りに適した土地に、久住蒸溜所はあります。
ウイスキーの製造技術の習得にあたっては、イチローズモルトの秩父蒸溜所、本坊酒造が所有する津貫蒸溜所が研修を行ったそうで、国内の蒸溜所ともつながりがあるそうです。
久住蒸溜所初の通年商品、Green Dram(グリーンドラム)
久住蒸溜所は2023年に初の通年商品となるグリーンドラムをリリースしています。
久住蒸溜所のニューボーンと、久住で熟成された海外原酒をブレンドしたブレンデッドモルトです。
ちなみにニューボーンは、熟成年数が3年未満のウイスキーを指すことが多いようです。
一方ニューポットは、蒸溜されたそのままのお酒を指します。
KUJU NEW BORN #01
KUJU NEW BORN #01は久住蒸溜所から初めてリリースされた商品で、ノンピート麦芽が原料の原酒をバーボンバレルで7か月間熟成されたものをヴァッティングした1本です。
2022年のリリースのため、現在流通はほぼ見られません…。
KUJU NEW BORN #02
ニューボーンの第2弾、KUJU NEW BORN #02は、ノンピート麦芽、バーボンバレル熟成という点は#01と同じですが、熟成期間は15か月。
15か月熟成した樽から数樽を選出し、ブレンドしたものが#02だそうです。
KUJU NEW BORN #03
KUJU NEW BORN #03は2024年1月15日にリリースされたばかりのニューボーンです。
久住蒸溜所初となるピーテッド原酒を利用した商品だそうで、バーボンバレルで2年間熟成されています。
Green Dram(グリーンドラム)を飲んでみた感想
ストレート
第一印象は蜂蜜の香り、ツンとした香りもあり、若さを感じます。
お味のほうは、香りほどの若さは感じず、結構飲みやすいです。
とても爽やかな森の中のような印象(草の香りのイメージ)もある一方、遅れて濃い蜂蜜のような甘さは感じます。
ラベルから受けるイメージと味のギャップが全くないです。
ロック
ロックは香りがとてもいいです!
アルコールのツンとした感じが消えつつ、蜂蜜のような、バニラのような甘い香りが強調されます。
氷を入れた後は、爽やかなのはストレートと変わらずですが、少しオレンジのような味が前に出てきます。
ハイボール
爽やか系のお味だったのでもっとキレのあるハイボールになるかなと思ったら、むしろ甘さが強調されました。
これはこれで美味しい。
Green Dram(グリーンドラム)はどこで売ってる?Amazon、楽天の他、各種酒販店や百貨店での取り扱いもあり
Amazon
楽天
各種酒販店、松坂屋などの百貨店に並んでいることも
筆者は地元の酒屋さんや、松坂屋で販売されているのを見かけたことがあります。
比較的入手は容易ですし、新しい蒸溜所が成熟していく姿を見ることができる機会かなと思います!
これからも応援していきたいと思います。
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