こんばんは、でんでんです。
今回はバレッヒェン13年オロロソシェリーバット for SHINANOYAを飲んでいきたいと思います!
有名ボトラーズ、シグナトリーヴィンテージ社のストックから、信濃屋さんが買い付けた特別なバレッヒェン。
家族が友人から残り少しのところをボトルごといただいてきました。笑
ピート大好きな私としては期待が高まります!
この記事でわかること
- バレッヒェンってどんなウイスキー?
- ボトラーズって何?
- バレッヒェン13年オロロソシェリーバット for SHINANOYAを飲んでみた感想
エドラダワー蒸溜所のヘビリーピーテッドタイプのウイスキー、バレッヒェン
バレッヒェンは、スコットランドのハイランドに位置する、エドラダワー蒸溜所で製造されているウイスキーです。
同蒸溜所の名前を冠するウイスキー、エドラダワーはシェリー樽で熟成されたノンピートタイプのものが有名ですが、バレッヒェンはフェノール値50ppmにも及ぶ大変強くピート香を付けたものになります。
ボトラーズって何?
まず「ボトラーズ」とは、インディペンデント・ボトラーズの略称です。
ウイスキーには2種類あり、一つ目はオフィシャル、二つ目がボトラーズです。
オフィシャルウイスキーは、公式の名の通り、蒸溜所自身がウイスキーを造り、樽詰め、熟成、瓶詰めをして販売されているものです。
一定のラインナップに沿い製造販売されるため、安定した供給、味、香りが特徴です。
一方、ボトラーズウイスキーは、インディペンデント・ボトラーズ(=独立瓶詰業者)が熟成、瓶詰、販売するウイスキーです。
さて、この独立瓶詰業者という会社が何をしているかというと、蒸溜所で造られた樽詰めのウイスキーを買い付け、そのウイスキーを業者ごとの独自に熟成、瓶詰を行い、ブランドを作って販売をしています。
つまり、公式にはない熟成期間、熟成樽の下でウイスキーが熟成され、原酒は公式のものでも、全く異なる風味が魅力のウイスキーです。
しかし、業者毎に樽を買い付けて…という流れより、販売本数、期間も非常に限定的で、中には非常に貴重なものもあります。
今回ご紹介するバレッヒェン13年オロロソシェリーバット for SHINANOYAは、シグナトリーヴィンテージ社という独立瓶詰業者が、エドラダワー蒸溜所から買い付けた樽を独自に熟成したものを、信濃屋さんが樽毎購入し、販売している、という状況です。(複雑ですね)
エドラダワー蒸溜所→シグナトリー社→信濃屋 ※ココで販売 というわけですね。
飲んでみた感想。強くも心地よいピート香と濃厚なオロロソシェリーの風味。
わずかしか残っていないですが、ストレート、ロック、ハイボールでいただきました!
嘗め回すように見てしまいますが、まずラベルが非常にいいですね!
夏の青空のような空色の地に、デフォルメされた連獅子のイラストが勇ましくもかわいらしいです。
度数は59.5%と加水無しのようですね、13年熟成です。
色味は美しいはちみつ色。
ストレート
香りはというと、とても強烈なピート香と、シェリー由来の濃厚な黒糖のような香りが立ち込めます。
開栓直後の風味とは異なるかもしれませんが、度数のわりにマイルドな舌あたり、香りと同じく強いピート香が鼻から抜けていきます。
一口目は甘みを感じましたが、徐々にシナモンやナツメグっぽいスパイシーさ、最後はウッディーな苦みで終わり、後味は意外とあっさりと消えていきます。
これ、ピート強いウイスキーが好きな人にはたまらない濃厚さです!
ロック
香りはシェリー感がより強調されます。
アルコール感は弱まりますが、風味が全体的に消えてしまい、濃い味好きとしては少しもったいない感じがあります。
私はストレートで飲むほうが好みでした。
ハイボール
すっきりというよりは、味がしっかりするハイボールです。
ストレート、ロックで感じたようなウッディーな苦みは身を潜め、シェリー由来の甘さが炭酸で割られていい感じです!
信濃屋公式通販では完売済み…オフィシャルのバレッヒェンを飲んでみたい
3年も前にリリースされたウイスキーなのでわかってはいたのですが、信濃屋さんの公式通販では既に完売済みでした。。
この一期一会感はボトラーズ故の楽しさですが、気に入った一本に出会ってしまった時に追加購入できないのは悩みどころですね。
とはいえ、オフィシャルの販売はまだまだあります!
せっかく気に入ったウイスキーに出会えたので、今後はオフィシャルのバレッヒェンも楽しんでみようかなと思います。
では、おやすみなさい~
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