・・・そうだ。「みなみのしま」にいこう。
こころのおせんたくしよう。
というわけで行ってきました、島全体が世界自然遺産、奄美大島!
今回は2泊3日、車なし、女性の一人旅ということで、結構縛りプレイみたいな旅の仕方をしました。
「車社会だろうしきついかな~」と思っていましたが、意外と問題なくいけました!
我ながら結構参考になる旅の仕方だったと思いますので、ご紹介できればと思います。
利用した交通機関、所要時間、予算などもご紹介しておりますので、是非お読みください!
奄美大島2泊3日女子一人旅!旅の概要、予算、モデルコースをざっくり紹介
旅の概要
車がないので、宿泊先は交通の便が良く、お店も色々ある名瀬市街のホテルを選びました。
行き先 | 奄美大島 |
時期 | 2月 |
主な交通手段 | 都内→成田空港:電車 空路:Peach 奄美大島内:しまバス、レンタサイクル、徒歩 |
宿泊先 | 奄美ポートタワーホテル 〒894-0035 鹿児島県奄美市名瀬塩浜町4−12 |
車なしで行ける!2泊3日一人旅のモデルコース
3日間の行動を記載しました。
備考欄のマーカー部は、旅行中の動きで考慮すべき点ですので、ご参考になれば幸いです。
日 | 時間 | イベント | 備考 |
1日目 | ~6:15 | 自宅→成田空港へ電車移動 | Peach航空は6:35迄に保安検査場通過が必須、搭乗手続きはオンラインチェックインしておくと少しだけスムーズ。 間に合わないor不安な方は成田空港周辺に宿泊するのもよい。 |
7:00~10:00 | 成田空港→奄美大島へ空路移動 | ||
10:15~10:30 | 奄美大島→赤尾木へしまバスで移動 | 少し早く着いたので10:15のバスに乗れた。 10:45にもバスが出てるので急がなくてもよい。 | |
10:30~12:00 | 赤尾木→大島紬村へ徒歩で移動 | 大島紬村に行きたいだけなら、大島紬村入口バス停下車がオススメ。 ハートロックを見たり、昼食代わりにLa forte、それいゆふぁ~む等のカフェに寄るために途中下車。 | |
12:00~13:00 | 大島紬村内を見学 | 現役の職人さんが解説してくれる! | |
13:00~14:30 | 大島紬村で泥染め体験 | 大島紬の染色工程、泥染めを体験できる! 泥染めする布や服は、現地購入の他、持ち寄りも可能。 | |
14:30~17:00 | 大島紬村→奄美ポートタワーホテル | 途中下車してビッグⅡに寄った。 ついでにばら撒き用お土産も調達。 | |
17:00~19:30 | ホテル内で過ごす | お風呂に入る、簡単に夕食(この日は地域限定のカップ麺)等。ナイトツアーに備える | |
19:30~22:00 | ナイトツアー | アマミノクロウサギに会うためにナイトツアーに参加! 冬よりも暖かい時期のほうが、見れる生き物は多いらしいが、ウサギだけで10羽くらい見れた。 | |
22:00~ | ホテルに戻って就寝 | ||
2日目 | ~8:00 | 電動自転車をレンタル | 奄美ポートタワーホテルでレンタル。 島内は起伏が多いので絶対電動を借りること。 |
8:00~8:30 | サンドイッチカフェあまみで朝食 | サンドイッチカフェあまみで朝食。 | |
8:30~9:15 | サンドイッチカフェあまみ→奄美観光ハブセンターへ移動 | ||
9:15~10:30 | 奄美観光ハブセンター見学 | ハブの生態を学べる、飼育下のハブも見れる、お土産も買える。 ハブとマングースの対決ショーは現在はビデオ閲覧。 | |
10:30~11:45 | 奄美観光ハブセンター→海洋展示館へ移動 | 絶対電動自転車で行くこと。電動なら意外といける。 起伏多いので普通の自転車だと多分無理。 | |
11:45~13:30 | 海洋展示館見学 | ウミガメの餌やり体験ができる。可愛い。 奄美大島の自然について学術的な展示が多いが、すごくわかりやすい。 近くのビーチがすごくきれい。 | |
13:30~14:45 | 海洋展示館→まんてんすし小浜店へ移動 | ||
14:45~15:30 | すしまんてんで少し遅い昼食 | 奄美大島でとれる魚もお寿司で食べられる! | |
15:30~17:00 | 名瀬市内散策 | お酒屋さんが多くて色々見てしまった。 空港にはあまりお酒はおいてないので、黒糖焼酎を買って帰りたい方は名瀬市内での購入をおすすめ。 | |
17:00~ | ホテル内で過ごす | 奄美ポートタワーホテルはレストランあり。 鶏飯セットがあったのでいただいた。 | |
3日目 | ~8:15 | チェックアウト | |
8:30~9:45 | 奄美ポートタワーホテル→奄美空港へ移動 | しまバスで移動。 | |
9:45~10:20 | 奄美空港内でお土産を調達 | 有名どころのお菓子は空港内のショップで買える。 お酒はあまりない印象 | |
10:45~12:45 | 奄美空港→成田空港へ空路で移動 |
2泊3日、交通費・宿泊費・食事代・ツアー費等、必要経費で約6.5万円。もっと安くするコツも紹介。
必要経費で6.5万円。もうちょっとあると自由。
奄美大島を楽しむこと自体に必要なお金としては、大体6.5万円くらいでした。
お土産代なども考えるとトータルで7~8万くらいは使っているかな…という印象です。
でも大満足なので全然OK!ツアー代も込みですし後悔はないです!
大体のかかったお金 ※お土産代除く | 合計 | 約62,300円 |
交通費 | 電車代(自宅⇔成田空港 往復) | 約4,000円 |
空路(成田空港⇔奄美空港 往復) | 約20,000円 | |
バス代(奄美空港⇔塩浜入口 往復) ※行きは途中下車したのでこれより数百円多いです。 | 約2,300円 | |
レンタサイクル代(電動自転車、12hレンタル) | 約1,000円 | |
宿泊費 | 奄美ポートタワーホテルに2泊 | 約12,000円 |
食事代 | 1日目:昼・夜、2日目:朝・昼・夜、3日目:朝 | 約10,000円 |
ツアー代等 | ナイトツアー | 約7,000円 |
泥染め体験 | 約4,000円 | |
各種入場料の合計 | 約2,000円 |
もっと安くする方法があるなら教えておくれよ…
もっと安くする方法①:安い航空券を取る
今回もPeachのセールで購入した航空券ですので、特別高いわけではないのですが、LCCのセールなどでうまく購入できれば往復10,000円くらいに抑えられる可能性もあります。
LCCで予約する際には、デフォルトでいろんなオプション(予約変更保障、手荷物預かり等)が沢山ついているので、不要なものは全部外すと安くなります。
予約変更の保険をかけて安心したい、手荷物は多めに予備を持っていきたい…
そんな気持ちをグッと抑えて、全部オプション外すのが安くするコツです。
あとは、チケット比較サイトでしっかりと航空券の金額を比較して、予約を取ることですね。
今は以下のような比較サイトが色々ありますので、金額をよく確認しながら予約するといいです。
もっと安くする方法②:ゲストハウスに宿泊する
トイレ、風呂、リラックススペース等が共用のゲストハウスは、宿泊費を安く抑えられます。
筆者は今回、一人の時間をしっかり取りたかったのでホテルにしました。
旅先での交流を楽しみたい方、他に人がいても気にならない方は、予算も抑えられて一石二鳥かも!?
各種予約サイトで検索すれば沢山出てきますので、行きたいところ、宿泊先に応じた地域で選びましょう。
私は楽天トラベルから予約しましたが、利用しやすいサイトで検索するといいかと思います。
もっと安くする方法③:ご飯代を減らす
安いお店を探す、ホテルでご飯を食べない、食べ歩きをしない等で節約はできると思います。
ただ、個人的には食事は旅の楽しみの一つだと思いますので、あまり気にしたくはないですね…
朝食、昼食は軽めにして、夕食は豪華に!等メリハリをつけるのはありです!
もっと安くする方法④:ツアー、体験に行かない
これも旅の醍醐味を損なう可能性があるのであまりオススメはできませんが、ツアー、体験等はそれなりの金額がかかるものなので旅費を安くすることはできます。
旅の目的次第ですが、とにかくゆっくりしたいだけ!海を眺めてゆっくりできれば十分!等であればよいかもしれません。
ただ、やっぱり地元の方の話を聞きながら、体験をするのは思い出としての残り方も違います。
目的に応じて取捨選択はありだと思いますよ!
奄美大島2泊3日一人旅のモデルコースを写真付きで紹介!
冒頭でご紹介したスケジュールのイベントの詳細をご紹介していきます!
1日目:奄美大島着、大島紬村の泥染め体験、ナイトツアー、奄美ポートタワーホテル宿泊
絶対に遅刻できない飛行機
今回は始発電車で、始発飛行機に乗る超過酷なプランでした…。
ぎりぎりまで迷ってやめましたが、ナインアワーズ成田空港店に泊まったほうが楽だったな…。
今回登場した飛行機はPeachの7:00成田空港発でしたので、6:30までにチェックイン、6:35までに保安検査完了する必要がありました。
…が、6:15に空港に着いたところ、案の定激込み!
預ける手荷物は無し、チェックインはオンラインで済ましておく等の準備はしていましたが、保安検査後に、何とかトイレに行く余裕があるかどうかくらいのバタバタ感。
飛行機までバス移動なのもありましたが、何とか搭乗。
飛行機を降りて、しまバスに乗って大島紬村へ
奄美空港の出口の前はバス停になっています。真ん前なので分かりやすいです。
このしまバスというのが、島内の移動を大体網羅できているので、車なし民には大きな味方。
乗り放題券も以下の金額であり、1週間前から、スマホでの購入も可能です。
1日券 | 大人:2,100円 小人、障がい者、免許返納者:1,050円 |
2日券 | 大人:3,150円 小人、障がい者、免許返納者:1,580円 |
3日券 | 大人:4,200円 小人、障がい者、免許返納者:2,100円 |
1時間に1本くらい出ていますし、私の宿泊中はどこでも遅れもほぼなかったので利用しやすかったです。
それいゆふぁ~むで一息、ハートロックは見れず…
カフェで一息つきつつ、ハートロックも見たかったので、赤尾木のバス停で下車。
大島紬村へは歩いていくことにしました。
まぁまぁ暖かい日だったので汗だくになりました。笑
でも全然歩ける距離でしたよ。
まずはそれいゆふぁ~むさんでヤギのミルクを使ったアイスクリームと、マンゴースムージーを堪能!
チーズみたいな濃厚さがあるミルクアイス、美味しかったです!(ちょっとラム肉っぽさがあるので苦手な人はいるかも)
マンゴースムージーのさっぱりさとベストマッチでした!
本当はソフトクリームも頂きたかったのですが、いまヤギさん達は育児中で、ミルク絞れないとのこと。
次回はソフトクリームをいただこうかな。
ハートロックに立ち寄ったのですが、残念ながら潮位の都合で見れず…干潮時にしか見れないのは全く気にしてませんでした。笑
次は見たいです。訪れる予定の方は、干潮時刻の確認を忘れずに!
大島紬村では見学と泥染め体験をしました
ハートロックから30分ほど歩いて大島紬村へ。
ハートロックなどを見ない方は、奄美空港から大島紬村の近くまでしまバスが通っているので、そのまま乗ってきちゃうのをおすすめします。
お着物が好きな方なら一度はあこがれる、着物の女王といわれる大島紬。
奄美大島紬村では、職人さんたちから直接解説を受けながら、大島紬の製造工程の見学ができます。
大島紬を織るのに使用する絹糸を染める工程、泥染め。
甘み大島紬村では泥染めの体験をすることが出来ます。
Tシャツ、手ぬぐい、エコバッグ等、申し込みの時に何を染めるか決めることが出来ますが、白いTシャツなどを持ち込んで染めることも出来ますよ。
ほぼ何でもあるホームセンター兼スーパーマーケット、ビッグⅡへ
大島紬村入口のバス停からしまバスに乗り、何でも屋さんのビッグⅡへ。
ビッグⅡの前にもしまバスのバス停があるので、本当に移動には困らないです!
お土産類もがっつりそろっていたので、ついでにこちらで買ってしまいました。
ホテルに到着し、お風呂、夕食。ナイトツアーに備える。
ホテルの真ん前にバス停があるのでここもアクセス良好です!
夕飯は軽めにすまし、お風呂に入ってナイトツアーに備えます。
いよいよナイトツアー!奄美ナイトガイドサービスさんのツアーを利用。アマミノクロウサギ等が見れました。
今回は奄美ナイトガイドサービスさんのナイトツアーを利用しました。
奄美ナイトガイドサービスさんのツアーは1人から参加可能でした。
ホテルまで送迎もして下さり、本当にありがたい限りでした…!
もちろん時の運もあるのですが、今回はアマミノクロウサギを10匹近くみることが出来ましたー!
中には写真のような毛並みが分かるほどの近さで見ることが出来た子もいました。
リュウキュウコノハズクにも遭遇!
おめめがクリクリしていて本当に可愛らしかったです。
この後飛び去って行ったのですが、翼を広げるとかなり大きいですね。
こちらはお休み中のルリカケス。
ルリカケスは日中であれば、街中でもたまに見かけました。
瑠璃色の羽が本当にきれいです。
2日目:サンドイッチカフェあまみ、奄美観光ハブセンター、海洋展示館、名瀬市街地観光
まずはホテルで電動自転車をレンタルし、朝食にサンドイッチカフェあまみへ
今日は散策をしたく、自転車をレンタルしました。
ちょっと遠くまで足を延ばす予定だったので、ホテルで電動自転車をレンタル。
大事なことを言いますね。ぜったい電動自転車を借りてください!
島内は起伏が多く、電動じゃないと移動がすごく大変です。
車以外で移動するなら、電動自転車、電動スクーター、原付の三択です。
そのままサンドイッチカフェあまみへ。
こちらのカフェは7:30から空いているそうで、私が行った8:30頃は既に賑わっていました。
ボリューム満点のサンドイッチが超美味しいです!
奄美観光ハブセンター、大迫力の本物のハブを見る
奄美大島観光で、実は外せない奄美観光ハブセンター。
ちょっとB級施設感あるように見えますが、中身の充実っぷりはすごいです!
本物のハブはもちろん、アカマタ、ヒメハブ等、多くのハブ、蛇が飼育されていて実際に見ることが出来ます。
また、ハブにかまれた時の傷口の写真、噛まれやすい時期や場所などのデータのまとめ等もあり、結構専門的です。
なお、ハブとマングースのショーは現在は行われておりませんが、ビデオで見ることが出来ます。
すごい勢いでマングースがハブの頭をかみ砕いていて恐ろしかったです…
ハブは相手を絞め殺すことはできないみたいなので、相手にかみついて毒を入れるのが攻撃手段。
詳細は以下の記事で!
奄美海洋展示館へ。自転車で行くのは少し大変だけど、超オススメの観光スポット!
飼育されているウミガメを見れるとのことで、奄美海洋展示館を電動自転車で目指します。
大事なことなので2回言いますが、車の無い方は必ず、電動自転車、もしくは電動スクーター、原付で移動してください!
6.4kmと大したことない距離ですが、名瀬市街から海洋展示館へ行くのに山を越えるので、行きも帰りも電動じゃないと絶対きついです。
ウミガメの餌やり体験は、入場料に含まれていて、キャベツをもらえます。
そのほかにも100円で追加の餌を購入でき、こんなに近くに来てくれることもあります!
大迫力のマッコウクジラ、ザトウクジラの骨格標本の展示もあります。
動画も背景で流れており、奄美大島の海の生物についても学ぶことが出来ます!
展示スペースは1階、2階のみではあるのですが、中身が本当に濃いです。
動画を見ていられるスペースもこれ以外にももう1か所あり、海洋生物の勉強ができる印象でした。
また、奄美海洋展示館の前にはビーチがあります。
海があまりにもきれいなので、併せていってみることをおすすめします!
Tropica Amamiのジェラート、マジで美味しかったです。
詳細は以下の記事で書いてますが、ふるさと納税の返礼品としても取り扱われているお品になるので、ご興味ある方は見てみてください!
来た道を戻り名瀬市街へ。お昼はすしまんてんでお寿司!
お昼ご飯は、すし まんてん 小浜店さんでいただきました。
奄美大島でとれるお魚のお寿司もあり、ちょっと変わったものを食べられて、美味しく大満足でした!
最後のディナーは奄美ポートタワーホテルで鶏飯を実食。
名瀬市街を1日走り回り疲れてしまったので、最後はホテルのレストランを利用。
黒糖焼酎のれんとをいただきつつ、鶏飯セットに舌つづみ!
お刺身ついているし超美味しかったです。
出汁をその場で沸かしてくれ、自分のペースでお櫃からよそって食べられます。
鶏飯はおみやげとしても買って帰りました。
これで私が住んでいる東京も実質奄美です。
3日目
さよなら楽園…いよいよ帰路に就く
ホテルの真ん前がバス停なので感傷に浸るのもさておき、あっという間に奄美空港へ。
奄美空港、1階はショップが1か所だけですが、出発ロビーのある2階はショップが3つありました。
お土産などの買い忘れはこのタイミングで!
まとめ:奄美大島はいいぞぉ~
ということで今回は、車なしで2泊3日、奄美大島一人旅を楽しんだ体験談をご紹介しました。
車はあったほうが便利ですが、名瀬市街中心で動くのなら、なしでも全然いけます!
ご参考になれば幸いです。
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